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インベスターズ ジャーナル

Investors's Journal

台湾セミコンダクター(TSM)2020年第3四半期決算

2020年11月17日 by Ken コメントを書く

TSMの決算の結果

2020年10月15日台湾セミコンダクター(TSMC、ティッカーシンボル:TSM)の2020年第3四半期の決算発表がありました。

EPS 売上EPSガイダンス売上ガイダンス判定
5.3 (4.27)🆗3564.3 (3152)🆗N/A12.4-12.7 (11.98)🆗🆗
EPSの単位は台湾ドル。売上の単位は台湾億ドル。来期売上ガイダンスの単位は10億USドル。( )内の数字はアナリストによる予想。

2020年第3四半期の結果はEPS、売上ともにアナリストの予想を上回りました。来期のガイダンスもアナリストの予想を上回りました。売上は前年同月比で+21.6%。売上増加には5nmの製品の出荷が第3四半期から始まったことが主な要因なようです。16nmと7nmの製品の出荷も僅かに増しています。グロスマージンは53.4%、オペレーティングマージンは42.1%。グロスマージンとオペレーティングマージンのガイダンスは51.5-53.5%と40.5-42.5%。

TSMCの項目別売上

項目別の売上は、スマホ(+12%)、HPC(+25), IoT(+24%)、自動車関連(-23%)、DCE(デジタル家電-24%)、その他(+19%)。製造プロセスのサイズ別の売上は、7nm関連の売上が35%、10nmが0%、16nmが18%、新規の5nmが8%となっています。

TSMCの今後の見通し

TSMCは短中長期で成長が見込める会社だと思います。AppleやデータセンターはARMへの移行を進めており(Appleシリコンの製品の販売がもうすぐ始まります)、その製造はTSMCが担当することになると思います。その他のデスクトップやラップトップPCもこの動きに追随すると思います。2020年6月にスーパーコンピューターのランキングでトップになった、日本のスーパーコンピューターの富岳もARMベースのCPUで作られており、そのCPUの製造はTSMCが担当しました。2020年11月16日に富岳がスパコンの世界ランキングで4冠を維持したというニュースがありました。今後、ARMベースのスーパーコンピューターが増えてくることもほぼ間違いないと思います。また、HPCに関してはNVIDIAやAMDベースの大規模システムも計画されており、それらに関してもTSMCが製造を担当すると思います。HPC関連もTSMCには追い風になると思います。

参考文献

TSMCのIRサイト
https://www.tsmc.com/english/investorRelations/index.htm

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Filed Under: 決算 関連タグ:ADR, TSM, TSMC, 半導体, 台湾, 決算

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